「乗り鉄」には朝飯前? センター試験に鉄道問題が登場 悔しがる鉄道ファンも

平成27年度のセンター試験「地理A」と「地理B」に、鉄道の車窓についての問題が登場。もしかすると、「乗り鉄」にとっては朝飯前のボーナス問題だったかもしれません。

実在する鉄道路線の車窓がセンター試験に

 2015年1月17日(土)と18日(日)に実施された「平成27年度大学入試センター試験」。そのうち17日に行われた「地理A」「地理B」に、鉄道の車窓に関する問題が登場しました(出された鉄道車窓問題は「地理A」「地理B」とも共通)。

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旭川駅で発車を待つ富良野線の列車。ラベンダーをイメージした帯を巻く(2007年2月、恵 知仁撮影)。

 その舞台となったのは、旭川駅(北海道旭川市)と富良野駅(同富良野市)を結ぶJR北海道の富良野線です。丘の風景が有名な美瑛町も通過する路線で、地元の通学客のほか、観光シーズンになると多数の旅行者が乗車。トロッコ列車「富良野・美瑛ノロッコ号」も運転されるなど、観光路線としての側面も持っています。

 今回のセンター試験では、この富良野線の上富良野駅~富良野駅間付近が描かれた20万分の1地勢図が問題用紙に掲載され、それを元に鉄道の車窓に関する出題が行われました。

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