鉄道会社と鉄道ファン 入場券ではWin-Win?
のっぺらぼうになるきっぷ
ただそうした「記念入場券」ではない、普段から駅で発売されている入場券も、鉄道ファンにとってコレクターアイテムだったりします。入場券には駅名と日時が入っているわけですから、その場所を訪れた「記念品」として適しているのです。
しかし入場券なら何でもよいわけではありません。印刷所で厚紙を使って制作された「硬券」と呼ばれるものは、高い人気があります。しかし自動券売機で購入できる小さな入場券は不人気です。
その理由は大変シンプル。自動券売機で購入できる小さな入場券は一般的に「感熱式」という印刷方式を用いており、この方法で印刷されたきっぷは保存状態にもよりますが、時間が経つと文字が薄れ消えてしまうことがあるからです。そうなってしまっては、もはや何なのか分かりません。よって鉄道ファンから人気が低いのです。
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