鉄道会社と鉄道ファン 入場券ではWin-Win?

北陸新幹線の延伸開業などに伴い、発売が多く予定されている記念入場券。しかし鉄道ファンが蒐集する入場券はそれだけではありません。普段から通常の入場券を集めており、それが鉄道会社の助けになることも。入場券に関し、鉄道ファンと鉄道会社は「Win-Win」の関係といえるかもしれません。

のっぺらぼうになるきっぷ

 ただそうした「記念入場券」ではない、普段から駅で発売されている入場券も、鉄道ファンにとってコレクターアイテムだったりします。入場券には駅名と日時が入っているわけですから、その場所を訪れた「記念品」として適しているのです。

 しかし入場券なら何でもよいわけではありません。印刷所で厚紙を使って制作された「硬券」と呼ばれるものは、高い人気があります。しかし自動券売機で購入できる小さな入場券は不人気です。

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約30年を経て文字が薄れ、もしくは全く見えなくなった自動券売機の入場券(画像:恵 知仁)。

 その理由は大変シンプル。自動券売機で購入できる小さな入場券は一般的に「感熱式」という印刷方式を用いており、この方法で印刷されたきっぷは保存状態にもよりますが、時間が経つと文字が薄れ消えてしまうことがあるからです。そうなってしまっては、もはや何なのか分かりません。よって鉄道ファンから人気が低いのです。

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