電車運転中、急に便意を催したら? 切実なウン行事情

乳酸菌飲料はNG

 気軽にトイレへ行くことができない乗務員の事情について、関西圏の私鉄運転士に取材したところ、次のような回答が返ってきました。

――お腹が痛くなった場合はどうする?
「腹痛などの体調不良により乗務交代が必要な場合は無線で指令に連絡し、交代要員を駅に手配してもらいトイレに行きます」

――交代はどうやって行われる?
「マニュアルは特にありませんが、途中駅に代わりの乗務員がスタンバイし、すぐ交代できるようにします。また迅速に異常へ対応できるよう、運転係の助役(管理者)が途中から添乗することもあります」

――交代した後は?
「その日の乗務から外されることが多いですが、支障がないと判断されれば復帰します」

――体調管理は大切ですね
「大切です。個人で責任を持って行っています」

 乗務前にはコーヒーを飲まない、お腹の動きを活性化させる乳酸菌飲料は摂取しないなど徹底した体調管理を行っているといい、誰もが同情を禁じ得ない生理現象とはいえ、「腹痛による交代は恥ずかしい」と捉えている印象を受けました。また体調不良で交代する乗務員は何回も同じ要請を繰り返すことが多いようで、あまりに頻繁な場合は運転業務から外されることもあるのだとか。

 ちなみに乗務時間が長い貨物列車の運転士は、携帯トイレを持参している人も多いようです。

【了】

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