発行枚数333倍、最長約1年待ちに 東京駅開業100周年記念Suica
販売にあたって混乱が生じ、申込者全員が購入できるようになった「東京駅開業100周年記念Suica」。最終的な申込み枚数は約500万枚に達し、当初の発行予定枚数と比べ333倍にもなりました。また最長でおよそ1年待ちだといいます。
今年度内の発送可能枚数は50分の1
2015年2月18日(水)、JR東日本は「東京駅開業100周年記念Suica」の申込み受付件数が226万5000件、申込み受け付け枚数が499万1000枚に達したことを明らかにしました。
当初この記念Suicaは、2014年12月20日(土)の東京駅開業100周年当日に同駅で1万5000枚が限定販売される予定でした。しかし当日の販売に大勢の購入希望者が訪れ混乱したことから後日、申込者全員がひとり3枚まで購入できる形になり、2015年2月9日(月)にその申込みが締め切られていました。当初の発行枚数は1万5000枚で、最終的な申込み枚数は499万1000枚ですから、なんと333倍に発行枚数がふくれあがったことになります。
また2014年度内に発送できる記念Suicaの枚数は、申込み受け付け枚数のおよそ50分の1である約10万枚のため、まず抽選でその約10万枚分の購入者を決定。入金が確認されたのち3月19日頃以降に発送が開始される予定で、それ以外の約489万枚分については2015年6月中旬以降から2016年3月頃までの間に、再度抽選を行った上で順次発送するとのこと。よって最長でおよそ1年待ちになります。
「東京駅開業100周年記念Suica」はその騒動が各メディアで大きく採り上げられ、申込者全員が購入できる形になったことなどから、東京駅で当日限定販売された際にはそこまで欲しくなかった人、また存在そのものを知らなかったという人も購入を希望する例が見られました。
【了】
入手しました。順番的には8月末送付でした。