「第三次ミニ四駆ブーム」到来 夜な夜な「聖地」に集うファンたち

ミニ四駆といえば、30代から40代の男性であれば少年時代に楽しんだ人も多いはず。しかしいま、子供に限らず大人や女性まで、ミニ四駆に熱中している人が数多くいます。そんな「第三次ブーム」が到来したともいわれているミニ四駆の実情を確かめるべく、「聖地」と呼ばれる東京・新橋の「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋」を訪ねました。

サラリーマンから若者までミニ四駆に熱中

 近頃、タミヤが発売する動力付きの自動車模型「ミニ四駆」が「第三次ブーム」に湧いています。

 2015年2月、とある木曜の夜7時。東京・新橋にあるミニ四駆の聖地「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋」に足を踏み入れてみると、そこは確かに「ブーム」といえる熱気がありました。

 同ファクトリーはタミヤ製品が揃う、首都圏初の大型ホビーショップ。同社製品約6000点が用意されており、ミニ四駆が販売されている地下1階は平日夜にもかかわらず来店客が多く、会社帰りであろうスーツ姿の男性を中心に20代の比較的若い年代、また女性の姿も。陳列されている「ミニ四駆」本体やカスタムパーツを前に誰もが佇み、ときには店員さんを呼び止め、熱心に尋ねていました。

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「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋」2階のミニ四駆サーキット場。パソコンを持ち込み丹念に調整する人々も(2015年2月、種藤 潤撮影)。

 さらに「ブーム」の熱狂が感じられたのは、建物の2階部です。都心では最大級のミニ四駆レース場が設置され、地下1階でミニ四駆関連商品を1000円以上購入すれば当日利用が可能。また累計で3000円以上購入すれば、年間利用できるパスポートが発行される仕組みになっています。

 そのレース場では、明らかに通い慣れたミニ四駆の「達人」たち男女20名ほどが自分たちの愛車を走らせ、挙動が気にいらなかったりコースアウトしたりすると、併設のメンテナンス場で車両の調整を行って再び走らせる――という作業を黙々と繰り返していました。

「これでも今日は少ない方ですけれどね」

 取材に対応してくれた同ファクトリーのストアマネージャー、半谷(はんがい)孝道さんは、その光景を見ながら嬉しそうに語ります。

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