新宿駅に「動く静止画」登場 交通広告で日本初
3月17日(火)から「LIVAS(リバス)」という特殊LED大型ボードを使用した交通広告が、JR新宿駅構内アルプス広場に登場しました。静止画が動いて見える「LIVAS」、交通広告に使われるのは日本初とのことです。
LEDで静止画に動きを
2015年3月17日(火)、「LIVAS(リバス)」という特殊LED大型ボードを使用した交通広告が、JR新宿駅構内のアルプス広場に登場しました。静止画をあたかも動画のように見せるもので、精細なフィルムと6万色フルカラーLEDによる光の動きで静止画に変化をあたえ、ライブ感を取り入れたダイナミックな表現ができるといいます。ジェイアール東日本企画によると、日本の交通広告での採用は今回が初だそうです。
この「LIVAS」は一般的なLEDビジョンのように動画を流せるわけではありませんが、LEDをバックライトのほか、動かして見せる部分に必要なだけ配置する仕組みで、使用終了後は分解して再利用も可能。省電力、低コストで、静止画とは違った映像を描き出すことが可能といいます。
日本国内で「LIVAS」はアミューズメント関連の店舗内、店舗用の装飾看板、飲食店のサインとして使用されたことがありますが、どれも800mm×400mm程度の小型なもの。このような大型展開は初の試みとのことです。
今回、新宿駅に設置された「LIVAS」の交通広告では、アサヒ飲料が発売する新しい缶コーヒーで採用された「熱風焙煎」技術のイメージが表現されます。
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