LCCの後押しで台湾旅行が大きなブームに
通常価格で1万円以下からになった台湾
好調なのはもちろん、台湾から日本へのインバウンド需要だけではありません。先日私が成田から台北への路線を利用したときも、座席はほとんど埋まっていました。台北行きのチケットは通常価格で片道7,290円から、キャンペンーン価格なら5,000円以下で入手できるとあって、目立つのは学生や若いOLのグループです。機内食などの無料サービスはありませんが、常連客は「運賃に最初から食事代が含まれてしまっている大手と違い、“ほしい人だけ有料でどうぞ”というやり方は理にかなっている」とLCC流に賛同。そこで出費を抑えたぶん、現地で贅沢に──というのが彼らの旅のスタイルのようです。
東日本の際、250億円以上の義援金を贈ってくれた台湾。