海老名以上? 中央×外環の中央JCT、超渋滞ポイント化の恐れ

海老名JCT以上の渋滞ポイントが東京に生まれる?

 しかし、堤防に1ミリもはみ出せないならば、外側に少し用地を厚めに確保すべく、もっと努力すべきでした。しかも、実際に現場を見ると、海老名JCTの問題の連絡路は、堤防の最も高い位置にある道から2メートルほど外側に位置しています。あと1メートルでも川側にせり出して幅を広げてくれれば、ギリギリ2車線を確保できたはず。欠陥設計を川の責任にするのは、無責任というものでしょう。

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堤防(左側の道路)と海老名JCT連絡路(右)のあいだには約2メートルの余裕がある(2015年5月、清水草一撮影)。

 例えば首都高中央環状線東側は、荒川放水路と中川の間の中堤上に延々と建設されています。このときも河川課の抵抗は凄まじかったそうですが、粘り強い交渉で異例の建設許可に至っています。天下の東名高速のJCTでありながら、海老名の建設チームには、そういった気概がまるでなかったということでしょうか。

 海老名JCTの渋滞は、4月以降の季節変動で交通量が減っていることで、現在の時期はかなり収束しています。また、その気さえあれば、連絡路を川側に拡幅する改良工事を行うこともできます。首都高中央環状線小菅~堀切間では、いままさにその拡幅工事中です。

 ところが関係者は、「もっと大変なところがある」と漏らしました。それは、外環道東京区間と中央道とが交わる中央JCT(仮称)です。

「あそこもJCT内の連絡路が1車線。海老名と同じ構造なんですよ。渋滞は必至です」

 海老名JCTが渋滞するのは主に週末ですが、中央JCTは恐らくほぼ毎日渋滞します。しかも大深度地下トンネルから高架へとつながる極めて複雑な構造のJCTで、用地の余裕もありません。1兆2800億円の巨費を投じ、首都圏の渋滞緩和の最後の切り札として建設される外環道が、JCTをネックに毎日渋滞する。それは衝撃的な予言でした。

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コメント

3件のコメント

  1. 多摩地区は結構、住民の利権が強く、工事が進まないと思います。
    現に東名~東関東道は3号~C2~湾岸線で行かれるから狩場線の渋滞がその影響で減りました。
    海老名JCTの混雑を避けたければ国道1号~西湘バイパス~国道134号~新湘南~圏央道と言う道もあります。
    最も、外環道を作らなくても西側の調布保谷線が整備されているので大泉~調布ICまでの道を作った方が環八の混雑緩和に役立つと思います。

  2. Mighty useful. Make no mistake, I apticerape it.

  3. 首都高環状線以上に外からの流入を理解してない
    外に出るにも合流のすぐ後に分岐じゃ渋滞も
    事故も起きるのが当たり前
    土地が無いと言い訳で安全も二の次でしょ