「うどん県」干される 有名すぎる讃岐うどんの功罪
香川県といえば「うどん県」として有名です。しかし5月27日に行われた香川県とはなまるうどん、ジェットスターによる発表会では、そこに焦点は当てられませんでした。
香川県×はなまるうどん×ジェットスターで「本ごし」を
「『うどんだけじゃない』というところを、ジェットスターさんにもお手伝いいただいて――」
2015年5月27日(水)、「本ごしプロジェクト」の発表会が東京都千代田区で開催されました。香川県と、同県発祥の讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」、東京(成田)~高松便を展開しているLCCのジェットスターが「香川県の魅力を発信し、香川に足を運んでもらうことに“本ごし”を入れて取り組む」というプロジェクトです。
記事冒頭の言葉は、その発表会で香川県の浜田恵造知事が発言したもの。香川県は2011年10月、「うどん県」に改名するというPRを行い、大きな話題になりました。
しかし今回の発表会で「うどん県」という言葉は、ほぼ「うどん県。それだけじゃない香川県」という香川県のPRプロジェクト名でしか登場せず、焦点は「うどん県」ではなく、「それだけじゃない」という部分に当てられていました。
香川県の浜田知事は「なんといっても、讃岐うどんの認知度が一番高いわけであります」と話します。そうしたなか、いかに「讃岐うどん」以外の「香川」に目を向けてもらうか、そこが「うどん県」の課題といえそうです。
なんで骨付き鶏やないんだろう…