「青函トンネル1期生」13年ぶりに復活 快速「海峡」運転

1日限りで、青函トンネルが開業した当時の情景がよみがえります。7月4日、「青函トンネル1期生」の快速「海峡」が13年ぶりに復活するのです。ただその復活は、今回が最初で最後かもしれません。青函トンネルは来春、激変します。

名物駅弁「青函トンネル弁当」も復活

 快速「海峡」は2015年7月4日(土)に臨時快速「復活 海峡号」として、青森~函館間で1往復運転。時刻は青森発9時44分の函館着13時2分、函館発13時38分の青森着17時34分の予定です。ED79形電気機関車が14系客車をけん引し、運行されます。

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快速「海峡」のマークを掲げる14系客車(1993年8月、恵 知仁撮影)。

 また車内では、青函トンネル内にかつて存在したものの、北海道新幹線の工事で営業を終えたふたつの海底駅について、その駅名標と記念撮影できるほか、駅スタンプの押印も可能とのこと(函館行き列車は旧・竜飛海底駅、青森行き列車は旧・吉岡海底駅の駅名標・スタンプ)。

 臨時快速「復活 海峡号」へ乗車するには、この列車を使った旅行商品への申込みが必要です。JR北海道のツインクルプラザなどでは6月9日(火)の14時から、JR東日本のびゅうプラザでは6月15日(月)の14時から発売されます。また旅行商品には、かつての名物駅弁「青函トンネル弁当」、記念乗車証が付くそうです。

 快速「海峡」の復活は、今回が最初で最後になるかもしれません。この列車に使われているED79形電気機関車が北海道新幹線開通後、青函トンネルの仕様変更によってそこを通れなくなるからです。1年後の青函トンネルにはもう、緑と白のツートンカラーをした鼻の長い車両が行き交っています。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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