リアル「きかんしゃトーマス」、目配りもリアル

2014年から大井川鐵道で運行が始まった「きかんしゃトーマス」。リアルな姿などから人気を集めていますが、その「目配り」もリアルなことに注目です。

主語は「トーマス」

 大井川鐵道(静岡県島田市)で、昨年2014年から「きかんしゃトーマス」の運転が始まりました。乗車には抽選が必要なほどの人気を集め、今年も6月7日(日)から運行がスタートしています。

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終点の千頭駅で転車台に乗り、向きを変える「トーマス」。転車台は人力(2015年6月4日、恵 知仁撮影)。

 この「きかんしゃトーマス」が注目を集める理由について、人気の高いコンテンツであること、その姿をリアルに再現していることなどが挙げられますが、その「目配り」にも注目です。「目配り」の主語は、車掌や駅員ではありません。「トーマス」です。

 大井川鐵道の「トーマス」は、目の向きを動かすことが可能。そして実は運行中、その向きを変えているのです。

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