西武、夜行列車を運行 私鉄では特にレア

西武鉄道がこの夏、「夜行特急ツアー」を実施すると発表しました。同鉄道は、全路線を合計しても旅客営業キロは176.6km。どこに、何を目的に「夜行特急」を走らせるのでしょうか。

目的は明け方の雲海

 全国規模のJRグループでも夜行列車の削減が続いている昨今、西武鉄道が「夜行特急ツアー」を実施すると2015年6月11日(木)、発表しました。


 この「夜行特急ツアー」は8月25日(火)と27日(木)に実施され、池袋駅(東京都豊島区)を日付が変わった26日と28日の深夜0時29分に発車します。終点は西武秩父駅(埼玉県秩父市)。そこで観光バスに乗り換えて、4時30分に三峯神社(埼玉県秩父市)へ到着したところで、眼下に広がる明け方の雲海鑑賞を目指そう、というものです。三峯神社は標高1102mに鎮座。ヤマトタケル伝説やお犬様信仰で知られる「秩父三社」の一社で、近年では「パワースポット」としても注目されています。


 西武鉄道によると、明け方の雲海鑑賞は宿泊を伴う旅行になりがちなところ、この「夜行特急ツアー」を利用すれば、気軽に早朝の雲海鑑賞スポットへ向かうことができるとのこと。同社広報部の河村さんは「夏の最後の思い出づくりをしていただければ」と話します。

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夜行特急に使用される10000系「ニューレッドアロー」。ヘッドマークは設置されない(2015年3月、恵 知仁撮影)。

 乗車にはこの列車を利用したツアーへの参加が必要です。また車内にはビールサーバーが設置され、「ヱビスビール<生ビール>」が1時間程度飲み放題とのこと。西武プリンスドームで活躍中の「ヱビスガール」も同乗し、ビールの提供といったサービスをするそうです。

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