路線バス、LED化で安全性向上 難しかった「デイライト運動」
長寿命化によるもうひとつのメリット
また長寿命化によって、メンテナンスに必要な作業工数の削減にも繋がっています。小糸製作所の「LEDヘッドランプユニット」は従来のハロゲンランプと同等のサイズにしたことで、1台10分から15分程度で交換ができるそうです。
この「LEDヘッドランプユニット」について小糸製作所によると、次のような現場からの評価があるといいます。
・バスを待つ利用者や路側帯を歩いている歩行者がいち早く判るようになった。
・視界が悪くなる雨天でも走行車線が見やすい。
・対向車のドライバーやバスを待つ利用者から見ても眩しくない。
・雪道で路面の凹凸が把握しやすい。
今後は高級乗用車のみならず、路線バスでもLEDヘッドライトの採用が当たり前になっていくかもしれません。
【了】
Writer: 海老塚 土史木(バス交通文化愛好家)
幼少期にバスの方向幕へ興味を持ってから、バス部品収集、乗りバス、撮りバスなどに明け暮れる。鉄道模型収集や、鉄道・バス車両の第二の車生めぐりを絡めた旧道探索も趣味。鉄道模型雑誌の編集部でバス企画の編集を経験して以降、記事執筆やバス貸切企画、座談会などを通してバス趣味の楽しさを共有する活動を行っている。
かっこいいな。
京急バスは デイライトは禁止になりましたよ