ドクターイエロー車内潜入、大井回送線乗車の社会科見学を実施 JR東海

会えるだけでもレアとされる「ドクターイエロー」の車内を見学し、普通は通れない区間に乗車できる企画が実施されます。合わせて様々な体験ができ、「新幹線」について社会科見学できるのがポイントです。

筋金入りの「乗り鉄」でも乗ったことがない?

「新幹線のお医者さん」と呼ばれ、そのレアさから「出会えると幸せになれる」ともされる「ドクターイエロー」。それに会えるどころか、内部まで見学できるツアーが2015年8月に2回、実施されます。

 JR東海によると昨年、東海道新幹線の開業50周年を記念し、そうしたツアーを企画したところ大人気だったため、今年も実施することにしたそうです。

 またこの企画では、普通はまず乗車できない区間を通れるのもポイントです。

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新幹線車両がズラリと並ぶ大井車両基地(写真出典:国土地理院)。

 東海道新幹線の東京における車庫は品川区八潮、東京モノレールの大井競馬場前駅近くに存在する大井車両基地。山手線の田町駅付近から海側へ、そこへの回送線が分岐していきます。もちろん普段は回送列車しか走っていないため、ここを通ることはできません。

 しかしこの企画では、「ドクターイエロー」見学を実施する大井車両基地まで、東京駅から特別列車で移動します。つまりJR全線に「完乗」している筋金入りの「乗り鉄」ですら、ほとんどの人が乗ったことのないだろう路線に乗車できるという、ある意味「ドクターイエロー」に出会う以上にレアな体験ができるのです。

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