冬の風物詩を一足先に “おでん列車”運行 近鉄
近畿日本鉄道が10月27日、“おでん列車”を走らせます。「八木西口短絡線」を通過するのもポイントです。
おつまみや純米冷酒も提供
近畿日本鉄道が2015年10月27日(火)、観光列車「つどい」で運行する“おでん列車”ツアーを実施します。
車内では厚揚げ、こんにゃく、大根、ごぼう天、玉子のおでん5品のほか、おつまみ9品と缶ビール1本(350ml)、純米冷酒「豊祝」1本(300ml)が提供されます。「豊祝」(奈良豊澤酒造)は奈良県の山田錦を原材料とし、「お米の旨味を最大限に引き出したスッキリとした淡麗辛口の純米酒」(近鉄)とのこと。また、車内へのアルコールを含む飲料、おつまみの持ち込みは自由です。
また「つどい」は、普段は伊勢志摩観光用として土休日を中心に三重県内の伊勢市~賢島間で運行されている観光列車です。その合間には各種の企画列車としても使われ、今年5月には“ビール列車”としても走っています。
今回の“おでん列車”ツアーは、大阪上本町駅を19時頃に出発。橿原神宮前駅、大和西大寺駅を経由して、21時54分頃に大阪上本町駅に戻るという行程。橿原神宮前駅で20分、下車しての休憩時間があります。
また途中、大阪上本町駅から橿原神宮前駅へ向かう際、大阪線と橿原線を結ぶ「八木西口短絡線」を通過するのもポイントです。普段、この路線に営業列車は走っておらず、なかなか乗車することはできません。
ツアーの代金は、すべての行程に乗車すると3600円。大阪上本町~橿原神宮前間の乗車は3170円で、大阪上本町~大和西大寺間は3480円です。
ツアーの定員は70人。募集は9月18日(金)から10月23日(金)までで、定員になり次第締め切りとなります。
【了】
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