【今日は何の日?】小田急SE車、世界最速を記録 成果は新幹線へ

9月27日、小田急SE車が狭軌鉄道における当時の世界最高速度を記録しました。

 1957(昭和32)年の9月27日。小田急電鉄の3000形電車「SE」が145km/hという、当時の狭軌鉄道における世界最高速度を記録しました。「狭軌」とは、線路幅が1435mmの「標準軌」に対し、それ未満の幅しかないもので、小田急線や一般的なJR在来線は1067mm。新幹線は標準軌です。

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1992年3月にさよなら運転を行った小田急3000形「SE」(画像:photolibrary)。

 この小田急3000形は、当時の国鉄・鉄道技術研究所から協力を得て「画期的な特急電車」とすべく開発された車両で、世界最速を記録したのも東海道本線の静岡県内、函南~沼津間です。

 そしてこの成果が、のちの新幹線誕生へ繋がっていきます。

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