残った車両を使うしかない状況 車両老朽化で普通列車を減便 駅廃止も JR北海道

JR北海道は乗車人員1人以下の駅が全体の16%

 またJR北海道は、利用者が極端に少ない駅についても廃止を進める考えを示しました。

 同社によると利用実態がほとんどない駅、生活上の必要性が乏しい駅が多数あるといいます。

 しかし、利用実態がなくとも人件費や電気代、除雪費などの維持費がかかるほか、老朽化が進んでいる駅舎などの施設については、修繕や立て直しが必要です。

 そのためJR北海道はやむを得ず、「極端にご利用の少ない駅の廃止を計画的に進めざるを得ない状況」にあるといい、2016年3月に向けて駅廃止の調整を進めるとしています。

 同社によると全453駅のうち、1日平均の乗車人員が1人以下の駅が全体の16%を占めているそうです。

 JR北海道は2015年度における事業運営の基本方針として、経営資源を「今後も増加が見込まれる札幌圏輸送」と「北海道新幹線開業により収益の拡大が期待できる都市間輸送」へ重点的に投入するとともに、「使用頻度の低い設備の使用停止」「ご利用が著しく少ない列車の見直し」を行い、“選択と集中”を進めるとしていました。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

5件のコメント

  1. そこまで新幹線・高速道路・ネットカフェ・リニア・AKB48グループ・オリンピック・パラリンピック・ワールドカップ(FIFA含む)・サミットに拘らな気ぃ済まんのなら、在来線鉄道の旅客営業全て打ち切り、JRグループ自体全て解散し、乗合バス各社とNEXCOグループに委託すりゃ良い!

  2. だったら新幹線なんて騒いでないで、小型LDCでも導入してお相撲さんのようなキハ40形を置き換えればいいのに。
    キハ130形の導入は拙速だったが最近の新潟トランシスの車両なら会津鉄道や津軽鉄道での運用実績だってあるし、寒冷地での使用にも耐えうるだろう。ゼロからの開発ではなくてこうした既存の車両の設計を応用して耐寒耐雪機能を強化すれば設計コストも押さえられるし。

  3. 路線バスに価格も運行頻度も所要時間までも負けてるのだもの、赤字区間は廃止やむなし、交通弱者の為には通勤通学通院など事業者側がバスを用意するしかない

  4. 東海地区から関西地区を結ぶ某私鉄では、1980年以前に落成した車両がおよそ6割、うち1975年以前に落成した車両が4割程度残っている。整備や車両更新工場はきちんと行われているが、急勾配を高速で走行したりして老朽化が深刻化してるし、数年前には流用品を搭載した走行機材の老朽化が原因の車両火災まで発生してる。大阪に建築させた某高層ビルや某観光特急車両の製造に巨額の資金を投入するぐらいなら、まずはこういった車両部分に資金を投入するべき。
    これはJR西さんにも言えることだけど、北陸新幹線に投資する前にまずは、特に閑散でもない奈良線や大和路線、阪和線に国鉄形式が大量に残る状況には何らかの対策を講じた方が良い。

  5. 北海道に必要なのは新幹線じゃなく設備維持と在来の車両更新だろう
    駅くらい廃止した所で利益出ない、新幹線で経営悪化は必死