JR神戸線、新駅は「摩耶」「東姫路」に 2016年春開業

JR西日本は10月2日、JR神戸線(東海道本線・山陽本線)に来春開業する2つの新駅について、その駅名を発表。合わせて駅舎デザインなどについても明らかにしました。

“馴染みやすさ”“分かりやすさ”で選定

 JR西日本は2015年10月2日(金)、2016年春にJR神戸線(東海道本線・山陽本線)の六甲道~灘間と御着~姫路間にそれぞれ開業する2つの新駅について、駅名を決定したと発表。駅舎デザインや設備についても明らかにしました。

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摩耶駅(上)と東姫路駅(下)の駅舎イメージ(画像提供:JR西日本)。

 JR神戸線の六甲道~灘間に設けられる新駅の駅名は「摩耶(まや)駅」、御着~姫路間に開業する新駅の駅名は「東姫路駅」です。

 選定理由についてJR西日本は、「『摩耶』は『摩耶山』に由来し、『摩耶埠頭』『摩耶インター(阪神高速)』など、近隣施設の名称に広く使用されており、馴染みやすいため」、「(東姫路駅は)全国的知名度がある『姫路駅』との位置関係を名称とすることで、場所がイメージしやすく、わかりやすい名称であるため」としています。

摩耶駅は消費電力が通常の半分以下

 摩耶駅は六甲道駅から1.4km、灘駅から0.9kmの場所に置かれ、ホームは線路に挟まれる形の「島式」1面。駅舎は線路上空の橋上に設けられます。

 駅のコンセプトは「六甲の自然に調和する新しい駅・エコステーション」とされ、電車がブレーキをかけた際に発生した「回生電力」を駅の照明などに使う「直流電力変換装置」を導入。これはJR西日本では初の導入といいます。

 また合わせて、全照明のLED化、太陽光発電パネルや節水トイレの設置などが行われ、「従来の同規模の駅と比較して、50%以上の消費電力を削減することが可能」(JR西日本)とのこと。

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摩耶駅の南側(左)と上空から(右)のイメージ(画像提供:JR西日本)。

 東姫路駅は御着駅から2.4km、姫路駅から1.9kmの場所に置かれ、2面のホームが線路を挟み込む形の「相対式」です。駅舎は地平に建設されます。

 駅のデザインは、自然と歴史の拡がりを表現したといい、入口に白い膜屋根を設け階段棟と一連のラインを描くことで、駅周辺を流れる市川から飛び立つ“白鷺”の姿を演出。駅正面の壁面材料には鉄骨とタイルを採用し、「アースカラーに配色することで、周辺地域に存在した寺院である市之郷廃寺をイメージ」(JR西日本)したということです。

【了】

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Writer: 末吉史樹

小学校の校庭横をブルートレインが走り、上空をF4「ファントム」が飛ぶ環境で育つ。旅とグルメを愛し、各地の温泉やおいしい食べ物には目がない。

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