日本鉄道大賞は北陸新幹線 「高度な安定輸送」で京急が特別賞

国土交通省が、第14回「日本鉄道賞」の選考結果を発表。「大賞」と「特別賞」、合わせて4件が選ばれました。

特別賞は広電、京急、大井川鐵道

「日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞」も発表されました。

 ひとつは「『被爆と復興の記憶』特別賞」。中国放送、広島電鉄の「被爆電車特別運行プロジェクト」が受賞しました。

 1945(昭和20)年8月6日に被爆しながらも、2006(平成18)年まで現役として走り続けた「被爆電車653号」。それを復活させたプロジェクトで、今夏に23日間、特別運行されました。終戦から70年が経過し、戦争の記憶が薄れつつあるとされる現在。「鉄道を通じて原爆の恐ろしさと戦後日本の復興・発展に力を尽くした人たちに思いを致し、平和の尊さを心に刻む取り組み」として高く評価したといいます。

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「『高度な安定輸送実現』特別賞」を受賞した京急(写真出典:国土交通省)。

 ふたつめは「『高度な安定輸送実現』特別賞」。京浜急行の「我が国最高水準の安定輸送の実現」が受賞しました。

 京急は高頻度・高速運転や相互直通サービスを行いながら、高い安全性を確保。そして列車の遅延を最小限に抑制し、日本で最高水準の安定輸送を提供していることから、その長年の努力に深く敬意を表し「特別賞」を授与したといいます。

 最後は「『SLを活用した観光鉄道の持続的チャレンジ』特別賞」。大井川鐵道の「蒸気機関車『トーマス』でSLの新たな魅力を発信」が受賞しました。

 約40年にわたりほぼ毎日SLを運行し、日本における“SL動態保存運転”の先駆けである大井川鐵道。乗客の世代交代や減少が進むなか、蒸気機関車を『きかんしゃトーマス』のキャラクターに変貌させ、SL体験のない世代からも大きな反響を呼んだこと、地域に経済効果をもたらしたことから、「今後もSLを活かした観光鉄道として持続し、鉄道を核として、地域の活性化や観光振興をけん引するチャレンジを期待」し、特別賞を授与したといいます。

「鉄道の日」である10月14日(水)、受賞者の表彰式が行われます。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

1件のコメント

  1. 東急電鉄に爪の垢煎じて飲ましてやりたいね。

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