「東海道トレイン家康号」 希少な急行として臨時運転 今年400回忌

現在のJRでは希少な“急行”として、静岡発岡崎行きの臨時列車「東海道トレイン家康号」が運転されます。車内では乗車特典が配布されるほか、ご当地キャラや「茶っきり娘」の乗車も。

風前の灯火、急行列車

 JR東海は2015年11月11日(水)、臨時急行列車「東海道トレイン家康号」を運転すると発表しました。

 12月26日(土)に下り1本のみの運転で、静岡駅12時55分発、岡崎駅(愛知県)14時50分着。2人掛けのリクライニングシートが並ぶ373系電車を使用します。全車指定席のため、乗車には乗車券のほか急行券と指定席券が必要です(指定席券は11月26日10時から発売)。

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列車には特製のヘッドマークが掲示される(画像出典:JR東海)。

 JRグループでは現在、特別急行(特急)列車の運転は多数あるものの、急行列車は非常に少なく、貴重な存在になっています。定期運行されるものは青森~札幌間の夜行急行「はまなす」しかありません。この「はまなす」も北海道新幹線開業に伴い、2016年3月で廃止の予定。まもなくJRから、定期運行される急行列車が姿を消す見込みです。

 現在では希少になった臨時“急行”列車「東海道トレイン家康号」は、「徳川家康公顕彰四百年祭」と連携して運転されるもの。乗車特典として「373系特製カレンダー」がプレゼントされます。

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コメント

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1件のコメント

  1. 一日片道だけの運転ではなく、毎日運転する定期列車にしてほしいものですね。