誤爆なぜ起こる? 多くは「正確な誤爆」
事情が異なるロシア軍の誤爆
一般メディアにおいては、無人機による誤爆がさも多いかのように報道されることがありますが、「正確な誤爆」はハードウェア以外の理由で発生することが多く、仮に同じ作戦を全て有人機に置き換えたとしても、誤爆を無くすことはできません。
一方でロシア軍の場合は、事情が大きく異なります。ロシア軍の戦闘機・爆撃機は、有志連合のようなデジタルネットワークによる高度な情報共有が行えません。よって、出撃前にあらかじめ定められた標的に対する「古典的な爆撃」を実施しています。
しかもロシア軍は誘導爆弾をほとんど持たないため、爆撃の精度は「直径200mの円内に50%が命中」する程度でしかなく、多数の無誘導爆弾をばら撒く「絨毯爆撃」によって精度の低さを補っています。
当然、こうした作戦では無人機による精密爆撃よりもはるかに多くの誤爆が発生しており、ロシア軍の爆撃によって発生した民間人の死傷者数は、有志連合のそれの数十倍のペースで増加しつつあります。
【了】
Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)
1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。
「正確な誤爆」ってタイトルが誤解を生みそうだが、つまるところ「弾丸(爆弾)は正確に目標をとらえた。ただし目標設定そのものが誤りだった。」ということなんやな。
記事の指摘通り、この部分での「誤り」の原因には、そもそもの情報が誤りの場合とか、情報評価の誤りだとか多段階の錯誤機会があるから、人間であろうとどこまでも機械化(コンピュータ化)しようと、絶対にはゼロにならんだろうな。
Thanks for the great info dog I owe you bitiggy.
It's imtpearive that more people make this exact point.
このライターさん、ちょっと言いたいことがブレすぎじゃないかね?
もう少し落ち着いて整理して書いて欲しいところ。さもなくば誤解する人がふえる
ごめん。少し意味がわからない。アメリカ側は精密誘導兵器を使えるから民間人の犠牲が少なく、ロシアは絨毯爆撃をしているから無関係な犠牲者が多い?多分そもそもスターリングラードやベルリンを戦い抜いて、世論を気にしていないロシアと、世論を気にしないと生きて行けないアメリカとでは考え方が違う。