【今日は何の日?】JRで唯一、路線の両端が「盲腸線」の路線が全通

12月29日、JRで唯一、路線の両端が「盲腸線」の路線が全線開業しました。

 1905(明治38)年の12月29日。博多湾鉄道が新原駅から宇美駅まで延伸し、現在のJR九州・香椎線の西戸崎~宇美間が全線開業しました。

 この香椎線は路線の両端が盲腸線になっている、JRで唯一の路線です。「盲腸線」とは、起点・終点がほかの路線に接続していない“行き止まり”の路線のこと。香椎線は香椎駅で鹿児島本線、長者原駅で篠栗線に接続しますが、起点の西戸崎駅と終点の宇美駅は両方とも接続がなく、行き止まりになっています。

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かつて香椎線は西鉄の路線だったこともある(2007年6月、恵 知仁撮影)。

 ただかつて、宇美駅には国鉄の勝田線も通っていました。この路線が1985(昭和60)年に廃止されたことから、香椎線は両端が盲腸線になっています。

 ちなみに香椎線と勝田線の宇美駅は、かつて同じ国鉄でありながら、100mほど離れた場所に存在していました。元々、香椎線は博多湾鉄道、勝田線は筑前参宮鉄道という別の鉄道会社の路線だったことが要因として挙げられます。

【了】

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