“迷宮”東京・新宿駅、難易度軽減へスマホアプリ試験提供 ロッカー空き情報も
JR東日本が、東京駅と新宿駅で現在位置や経路などを表示するアプリについて、試験提供を開始しました。昨年度に行われたものより、様々な機能向上が果たされています。
利用者の位置を共有する機能も
JR東日本が2016年2月9日(火)から、出口や通路が多く構内が複雑な駅として知られる東京駅と新宿駅で、スマートフォン向けの駅構内ナビゲーションサービスの試験提供を開始しました。
「App Store」「Google Play」で無料配布されるスマートフォン向けナビゲーションアプリ「駅構内ナビ」を使用することで、東京駅と新宿駅で現在地の表示、出発地から目的地への経路案内、目印になる施設を利用した経路ガイダンスのサービスが受けられます。
同社は昨年度、東京駅でこの「駅構内ナビ」の試行を行っていましたが、今回はそれを新宿駅へも拡大。合わせて「iPhone」に加え「Android」にも、日本語に加え英語にも対応するよう改良されたほか、ビーコンやWi-Fiによる現在位置表示に加え利用者の位置を共有する機能を備え、「Suicaコインロッカー」の空き情報もリアルタイムで提供できるようにしたといいます。利用者の位置情報や移動履歴について、保持・収集は行わないとのこと。
試験提供は3月18日(金)までの予定。JR東日本はいま、駅ナカ施設の充実などで駅の利用方法が多様化するなか、1人1人のニーズに対応した案内が求められているといい、「本試行を通じてサービス内容を評価し、今後の実用化を目指します」としています。
【了】
新宿駅が複雑なのは、JRというより、「京王線」と「京王新線」があったり、都営大江戸線が「新宿駅」と「新宿西口駅」があったりするから複雑なんだ。
「京王線」と「京王新線」の違いを初心者が理解するわけない
飯田橋方面は「新宿西口駅」から、六本木方面と練馬方面は「新宿駅」から。←初心者からしてみればほんなこと知るか!