古くから伝わる「お医者さんはボルボが好き」説 “そりゃそうでしょう”な理由とは? 実は世界中で!?

質実剛健かつ安全性の高いクルマ、というイメージを揺るぎないものとしているボルボには、古くから「お医者さんのクルマ」というイメージも存在します。それは、ボルボが日本で初めて販売された頃からありました。

真似っこの他社とは違うのだよ!!

 後に帝人ボルボは抹消され、ボルボ100%出資のボルボジャパン(現・ボルボ・カーズ・ジャパン)に輸入販売権が移管された後も、もちろん医師組合での割引販売は継続されました。

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ボルボの「事故調査隊」専用車両と隊員(画像:ボルボ)。

 日本の医師組合でのボルボの割引率は、おおむね1-2割。数百万円の輸入車であることを踏まえれば高めの割引率とも思えますが、しかし日本の医者だって、それくらいの割引だけで高額なクルマをチョイスするはずはありません。やはり、冒頭で触れたような「ボルボ特有の質実剛健な開発」に信頼を寄せ、それが医者の間で広まっていったのだろうと推測できます。

 ちなみに、ボルボが打ち出した医師組合などへの割引販売手法は、後にメルセデス・ベンツ、BMW、アウディなどもこぞって採用するようになりました。そのため、今日では「お医者さん=ボルボ」といった固定イメージは薄まりましたが、今もなお「ボルボに乗っている」というお医者さんがいれば「チャラついていない真面目そうな先生」と好印象を抱くのは、筆者だけではないように思います。

 ボルボはその質実剛健な自動車開発の中でも、特に安全性へのこだわりは強く、1970年には事故調査隊という社内チームを結成しています。ボルボ車が起こした交通事故の現場に駆けつけ、クラッシュ時の状況を調査・記録し、以降のモデル開発に役立て続けた歴史があります。

 こういった特有の取り組みもまた、日本のお医者さんたちが信頼を寄せた大きな理由ではないかと思います。

【ひどい事故…】ぐちゃぐちゃになった車を調べる「ボルボの中の人」(写真)

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