「元町・中華街」駅名の「・」なぜ必要? 実は増えてる「・」付き駅&IC …無いとどうなる?
「元町・中華街」など、駅名に「・」を付けるケースがにわかに増えています。駅名が長くなる傾向が背景にありますが、高速道路のICは、もっと複雑な事例も出てきています。
高速ICだともっとカオスな状況が…
同様のことは、実は高速道路のIC名でも起こっています。
静岡県の「大井川焼津藤枝スマートIC」(東名高速)や、青森県の「三沢十和田下田IC」(第二みちのく道路)のように、3つの地名やスポットを組み合わせたものも登場するなど、一つのIC名に様々な要素を盛り込むケースが増えています。
とはいえ「・」付きのICは少ないのですが、その少ない例かつ、極めつけの例が、長野県飯田市の「飯田上久堅・喬木富田IC」(三遠南信道)でしょう。“いいだかみひさかた・たかぎとみだ”と読みます。
この周辺では、飯田市内に飯田IC、飯田山本ICなどがあり、飯田上久堅・喬木富田ICも仮称段階では「飯田東IC」でした。一方、隣接する喬木村にも喬木ICがすでにありました。
国土交通省の飯田国道事務所によると、飯田上久堅・喬木富田ICは飯田市の上久堅地区にあり、また喬木村の富田地区にも近いことを示すため、飯田市と喬木村双方の「自治体名+字名」と表記を揃え「・」でつなぐことで、分かりやすくしたといいます。
「たとえば『上久堅喬木IC』でも、飯田市と喬木村の地名が混同されてしまう」とも話していました。
ちなみに、2025年現在で日本一長い駅名も「・」がついています。京都を走る嵐電の「等持院駅」が2020年に改称して誕生した「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」です。やはり「・」があったほうが分かりやすいかもしれませんね。
確かに、なぜ「元町・中華街」なのか、すごいよく解かった。
”・”を外すと、「元町中華街」になるけど、読み方次第で
「元、町中華街」と、全然違う意味合いになってしまう。
強く納得