衝撃!『孤独のグルメ』主人公の意外なクルマ遍歴 年末特番では“不釣り合い”な世界的名車が相棒!?
『孤独のグルメ』の主人公である井之頭五郎は、電車やバスでの移動シーンが多いものの、実はちょいちょい自家用車も乗り回しています。しかも最近では長身の五郎に似つかわしくない「ミニ」まで。それら井之頭五郎の愛車を紹介します。
深夜ドラマで人気に火がついた異色のドラマ
2012年1月からテレビ東京系列で放送を開始した異色のグルメドキュメンタリードラマ『孤独のグルメ』。この番組は、放送時間が深夜であったにもかかわらずオンエアされると話題となり、レギュラーシリーズは「シーズン10」まで制作されたほか、年末年始の特別編が10本、U-NEXTによるオリジナルドラマが2シリーズ作られるほどのヒット作となりました。
ただし、『孤独のグルメ』を一言で表すと「おじさんがメシ食っているだけのドラマ」です。輸入雑貨を扱う個人貿易商を営む井之頭五郎(演:松重豊)が、仕事で訪れた先で店を探して食事をするというもの。もともと『孤独のグルメ』は雑誌連載されていた漫画でしたが、2017年に作画を担当していた谷口ジローさんが逝去されたことで、原作者の久住昌之さんにより漫画版の連載終了が宣言され、以降は実写ドラマによる展開となっています。
設定によると井之頭五郎は過去にフランスで生活していたこともあり、輸入雑貨を取り扱う商売柄なのかクルマはヨーロッパ車が好みのようです。原作漫画では、初期にBMWの3シリーズ(E30型)、中盤以降はボルボ「850エステート」を使用していました。
ドラマは漫画版の数年後という設定です。ドラマ版では五郎の移動手段はもっぱら電車やバスなどの公共交通が多かったため、漫画とドラマのあいだに流れた数年間のうちにクルマを手放したのかとも思われました。
しかし、2013年にオンエアされたシーズン3・第11話で初めてドラマに五郎の愛車が登場。このとき五郎は新潟への出張に5代目BMW「5シリーズ・ツーリング」(E61型)を用いたのです。
ただ、その直後にクルマを買い替えたようで、2014年のシーズン4・第10話にはクライアントからの急な発注で倉庫から商品を運ぶのに6代目BMW「5シリーズ・グランツーリスモ」(F07型)を使用していました。とはいえ、五郎はこのモデルも短期間で手放したようで、2017年のお正月スペシャルでは、同じく6代目BMW「5シリーズ」のセダン(F10型)を運転していました。
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