ETC2.0、試して分かった問題点 専門家は同情
国交省が進める「ITS(高度道路交通システム)」において、通信システムの核になる「ETC2.0」。実際にそれを試したところ、様々な懸念が浮かび上がってきました。その将来、はたしてどうなるのでしょうか。
圏央道が2割引になる「ETC2.0」
2016年4月から首都圏の高速道路に新料金制度が導入され、同時に「ETC2.0搭載車」に限り、圏央道の通行料2割引きが適用されることになりました。
国交省は、20年前から進めている「ITS(高度道路交通システム)」において、「ETC2.0」を新たな核となる通信システムと考えており、その効用や今後の発展性をPRしています。
私(首都高研究家:清水草一)は以前から「ETC2.0」に懐疑的でしたが、自ら試してみないことにははっきりしたことは言えませんから、2月末に納車された新たな自家用車に、「ETC2.0」とそれに対応したカーナビを取り付けてみました。
使い始めてまだ1カ月余りではありますが、結果は予想通りでした。
「ETC2.0」の機能のひとつとして、高速道路のSAや道の駅に設置された「ITSスポット」でのインターネット接続があります。所定の駐車スペースにクルマを止めると、「ETC2.0」を通じて地域観光情報の提供が可能になるとうたわれています。
東名高速の足柄SA上り(静岡県御殿場市)で実際に接続してみたところ、それは残念を通り越す代物でした。接続された「ITSスポットポータルサイト」には、いかにもお役所が作ったという雰囲気の使い勝手の悪いサイトが並んでいました。一部に外部サイトもありますが、ポータルサイトにあるサイト以外へは接続できないため、得られる情報は極めて限定的。スマホを使えば、はるかに手軽にこの数千倍の情報を得られます。
だいたい、SAの所定の位置(広大な足柄SAにたった2台分)に停車しないと情報を得られないなど、いまどきあり得ない不便さです。
無駄。その一言のみ。
民間企業の企業間競争が皆無に等しく、環境の変化も無視して当初計画案を着々と無期限のように進めているダケなのでは?
スマホ対応が出てくれば、それを研究して開発速度を上げたり内容を見直したり・・・
結局は技術開発者と言うよりも、有識者と呼ばれるメンバーがメインとなって頭でっかちに計画を推し進めている事が最大原因なのではないだろうか?
自治体と始めとして何でも「有識者の検討に基づき・・・」ってのが多いが、勝手に自論を押し付けているダケだろ?としか思えない事例を多々目にして、呆れると言うか諦めていると言うか・・・
官公庁の仕事の強みは強制力と採算度外視であって、このケースではたまたま民間のサービスが参入したために進化速度に追い付かなくなっているだけで、その点は正直同情します。
まあ、現状を見れば無駄だとは思うけど、それは正直結果論かな、とも。何がはやるかはやらないかなんか、正直誰にもわからないわけで、たまたま企業が参入してきた分野と官公庁の事業がバッティングしてしまったのは国交省にとって「運がなかった」の一言と、私は思います。
シグマプロジェクト(コンピュータ)と同じ匂いがする。
コンピュータはこれ以上進化しない。と言う前提条件でシステムを作ったんだろうな。
ホントに使ってます?
前方の工事情報なんかが詳しく出てきて便利なんですけど?
スマホ、スマホとしきりに行ってますけど、
スマホやタブレットをいじりながら運転なんて、とても危険ですよね?
残念を通り越したITSスポットの画像もないし、
ご自身のオリジナル画像は駐車中の自家用車だけ。
わざわざリアドアを開けての撮影は、ETC2.0車載機未搭載なのが見えないようにじゃないの?
と、勘ぐってしまいます。
配線が必要なのは日本のETCだけ
減速が必要なのは日本のETCだけ
一万円以上もする車載器を買わなければならないのは日本のETCだけ
現状のスマホナビは使い易いとは到底言えず、交通状報の為だけにわざわざスマホを準備する手間を考えれば決して無駄とは思わない。
高速道路上でvicsより精度の高い工事による車線規制情報を拾えるだけでも個人的には付けた価値が有ったと思う
(例:何処から何処まで何方の車線が封鎖されてるか&封鎖開始まで1km単位でのカウントダウン機能)
バイクにも2.0ってあるけど
ナビも案内も出来ないよね
圏央道の割り引き以外全くメリット無いし、2.0を買うコストを割り引きでペイ出来るのはいつになるんだろね?
大金掛けて研究したISDNがADSLで一瞬にしてゴミと化したように、役所系が技術開発すると時代についていけなくなる。
渋滞緩和を本気でさせたいのであればETCを無料配布するべきだろう。
>ところで「ETC2.0」は、搭載車がいつどこを時速何キロで通過したかを、「ITSスポット」を通じて送信します
送信されて何かまずい事でもあるんですか?
購入補助なければ取り付けなかった。
国交省の天下り先を潤すためにETCを作った。
民間ならスマホをETCとして使えるように開発しただろう。
結局既得権益のため。
将来は絶望的。あきらめてスマホのアプリで対応できるようシステムを改めるべき。
予測できないほうがおかしい。
スマホが比較対照なのが残念でしょうか。
現実的に使える操作性があるETC2.0非対応カーナビやスマホ連動ナビなどと比べるべきかと思いました。
それでも結論は変わらない気がしますが。
なんでこの人の記事がトップに出てくんの?
出てこないようにしてほしい。
どうしてETC2.0かスマホのどちらか一方しか選択しないのか。
両方を組み合わせて使えば、もっと効果的に使えるでしょうに。
仕事でETC2.0使っていますが、スマホよりも早く
直近の事故情報や工事の車線規制を知らせてくれるので
この記事で言われるほど使い勝手が悪いとは思えません。
コメント欄にも書かれているように、ご本人本当に使ってるのでしょうか?
ETC搭載の画像もないし、ITSスポットページも載せていないし
文章の割にはイマイチ説得力説得力がないんですよね。
傲慢な行政
多頻度割引は2.0の方が割安にして、無意味な物を売りつけようとする
製造メーカーと癒着があるのではないか、と疑いたくなる
私の車はカーナビ無しです。ETC2.0にして高速を走ると、先の場所への所要時間を都度音声で知らせてくれるので非常に助かっています。何度渋滞を避けられたことか。確かにETC2.
0で無いと出来ない技術では無いですが、役に立っているユーザもいる
ことをお伝えしておきます。
確かに現時点の2.0はクソだが、文句言ってばかりで何か発想はないのかよと言いたい。
例えばICの途中下車が自由にできて、1時間以内に戻れば終点まで通算で料金精算できるように
すれば皆んな買う。観光振興にも役立つ。特に高速GSのガソリンが高すぎるから、こういうので
早く淘汰されたらいい。
国交大臣が公明党だからね。日本乗っ取り計画に基づく反日創価学会の既得権益拡大が目的だと思う(元公明党委員長矢野絢也氏の内部告発本「黒い手帖」より)。だいたい「道の駅」って...