闇夜を活かし侵入したロシア軍“自爆ドローンの的”に!? 戦車を含む13両がひと晩のうちに撃破される

車列を集中攻撃する様子を公開。

激戦続くクピャンスク方面での出来事

 ウクライナ国防省は2025年1月6日、ハルキウ州クピャンスク方面の戦闘で、ひと晩のうちにT-72主力戦車を含む13両の装甲車両を撃破したと発表しました。

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ロシア軍のT-72戦車(画像:ロシア国防省)。

 攻撃を担当したのは、第92突撃旅団の将兵とのことです。公開された映像では、夜間に侵入してきたロシア軍の車列を自爆ドローンで攻撃していることが確認できます。

 なお、攻撃に使用されたドローンは、人間の視界に近い一人称視点で目標を捕捉できるFPVドローンに暗視装備を取り付けた機体のようです。

 攻撃は複数回にわたり、T-72戦車1両のほか、BMD歩兵戦闘車やBTR-80装甲兵員輸送車など、計13両をひと晩のうちに撃破したとのことです。

 ウクライナ東部に位置するクピャンスクは、ウクライナ軍が2022年9月にロシアから奪還した都市ですが、同地を再占領しようと、ロシア軍が2024年10月中旬頃から攻勢を強めており、激しい戦いが続いています。

【画像】BMD歩兵戦闘車 元々は空中投下するために考えられた車両!

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