ロシア軍の陣地を“超至近距離”で破壊 最前線で行動するM2「ブラッドレー」歩兵戦闘車の映像が公開
凄まじい威力。
M2「ブラッドレー」がTOW対戦車ミサイルで陣地を破壊
ウクライナ国防省は2024年1月4日、同国のM2「ブラッドレー」歩兵戦闘車が、BGM-71「TOW(トウ)」対戦車ミサイルで、ロシア軍の陣地を至近距離から破壊する映像を公開しました。
M2「ブラッドレー」は、アメリカが供与した歩兵戦闘車で、25mm機関砲「M242ブッシュマスター」を主武装としています。ロシア軍の歩兵や陣地などに対する攻撃で威力を発揮しており、連戦で損失が増えているものの、防御力が高く、現場で戦う兵士からは乗員の高い生存率が評価されているといいます。
M2「ブラッドレー」は、攻防能力に優れた戦車に対しては基本的に不利ですが、有線誘導式のTOW対戦車ミサイルで対抗することは可能で、2024年5月にはT-80主力戦車を撃破したケースも確認されています。
公開された映像は、ロシア兵が立てこもっているとみられる住宅にM2「ブラッドレー」が激しい攻撃を加える様子を捉えています。TOW対戦車ミサイルを至近距離から発射しているほか、25mm機関砲も使用しており、陣地の制圧に凄まじい威力を発揮していることが確認できます。
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