ウクライナ軍ついに“最新鋭装甲車”取得か 2018年に発表されたばかりのドイツ製車両
2022年から配備が開始された新型歩兵戦闘車。
世界で最も先進的な車両のひとつ
ドイツの防衛企業ラインメタルのアルミン・パッペルガー最高経営責任者(CEO)は2025年1月7日、同社の最新歩兵戦闘車KF41「リンクス」をウクライナに納入したと明かしました。
パッペルガーCEOがドイツ国内メディアのインタビューで発言しました。2024年末に少数の車両がウクライナ軍に納入されたとのことです。
ウクライナに納入されたKF41「リンクス」歩兵戦闘車は、部隊配備に備えた本格的な大量生産の前段階として、陸軍による運用試験を受けている最中のようです。
KF41「リンクス」は、ラインメタルが2018年に発表した最新の歩兵戦闘車です。母国であるドイツ連邦軍での配備は今のところありませんが、ハンガリー陸軍では2020年10月から運用されています。
世界で最も先進的な歩兵戦闘車のひとつとされており、アメリカ陸軍もM2「ブラッドレー」歩兵戦闘車の後継車両の選択肢のひとつとして、導入を検討しています。
最高時速は70km/h以上で、砲塔の主武装は30mm機関砲または35mm機関砲を選択可能で乗員は3名。ほかに最大8名の兵員を輸送できます。
ウクライナは、以前から同車両に関心を示しており、2023年12月にはロイター通信が、ラインメタルとウクライナ政府が提携し、2024年末までにウクライナでの生産開始を目指していると報じていました。
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