静岡らしい電車を車庫で公開 「トレインフェスタ」にあわせ 静岡鉄道

静岡鉄道が「グランシップ トレインフェスタ 2016」にあわせ、その車庫を一般公開。静岡っぽい車両や、「虹」で車内が演出された車両が展示されました。

「まる子」と「お茶」

 静岡鉄道が2016年5月14日(土)と15日(日)、長沼車庫(静岡市葵区)を一般に公開しました。その2日間、同車庫付近で開催された大型の鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ 2016」の「サテライト会場」として、実施されたものです。

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「まる子」のヘッドマークを掲げる『ちびまる子ちゃん』ラッピング電車(2016年5月14日、恵 知仁撮影)。

 展示車両は、静岡が舞台のアニメ『ちびまる子ちゃん』のラッピングが施された1000形電車と、電動貨車のデワ1形、そして最新電車であるA3000形の3種類。『ちびまる子ちゃん』ラッピング電車は、一部の車内放送をその主人公である「まる子」が担当。車内にはキャラクターたちの装飾が施されています。

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「ねじ式」という現在の日本では珍しい連結器を備えるデワ1形(2016年5月14日、恵 知仁撮影)。

 電動貨車デワ1形は、1926(大正15)年の製造。現在は使われていない車両ですが、かつてはお茶を清水港へ運んでいたという、『ちびまる子ちゃん』電車と同様に“静岡らしい”車両です。ちなみにお茶を運んだ帰り道は、発電所で使う石炭を港から運んでいたといいます。

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