えっ! 「型破りすぎる見た目の新型航空機」その全貌とは 驚愕の「12発可変式推進」&翼形状…インドで開発中
インドで、ユニークな形状の航空機「ナルワ 5X」の開発が進められています。どういったものなのでしょうか。
「インド初のeVTOL機」の触れ込みで…
インドのスタートアップ企業、ナルワ・アエロ・プライベート・リミテッド(NALWA Aero Private Limited)社がユニークな形状の航空機「ナルワ 5X」の開発を進めています。この機体は12発のダクトファンタイプの電動推進装置を備え、さらに高さの異なる2本の翼の翼端がつながり、枠のようになった独特の「ボックス型」の主翼を持っているのです。
「ナルワ 5X」はインド初という最大5人乗りの電動垂直離着陸機(eVTOL)機で、全長7.53m、全幅7.15mの大きさ。「5人乗り航空機カテゴリーで世界最小の寸法で設計されている」というのも特徴といいます。巡航速度は最速で400km/h、航続距離は最大450海里(約830km)とのことです。
電動ファンは90度向きを変えることができ、垂直離着陸時には、ファンを傾け排気方向を下向きに変えることで空中にとどまります。12機のファン構成は分散推進というもので、ひとつのファンが壊れた場合でも安全に飛行が継続できるというメリットがあるとのことです。
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