建物内に隠れたロシア戦車に「恐るべき侵入者」が忍び寄る “建物ごと”撃破する瞬間をウクライナが公開

油断していると建物内にまで入ってきます。

建物の内部に正確に突入する自爆ドローン

 ウクライナ国防省は2025年2月2日、建物の内部に隠れていたロシア軍の戦車をドローンで発見し、破壊する映像を公開しました。

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ロシアが生産を続けているT-90M(画像:ロステック)。

 公開された映像では、カメラを搭載したFPVドローンが、建物の入口から内部に侵入すると、留め置かれていたロシア軍の戦車に突入し、建物ごと撃破する様子を捉えています。開いていた建物の入口から正確に自爆ドローンを突入させており、ウクライナ軍のドローンオペレーターの技量の高さが伺えます。

 ロシア軍は現在、ウクライナ東部などでジリジリと前進しているものの、多大な被害を出しています。イギリス国防省は2025年2月2日、ロシア軍がウクライナへの全面侵攻開始以降、約83万人の負傷者を出し、そのうち約40万人以上が後方での治療を必要としていると指摘。ただ負傷したロシア兵は多くの場合、松葉杖をついたまま戦闘任務に戻されているとの見解を示しています。

【画像】建物に隠れたロシア戦車が撃破される瞬間

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