「札幌の圏央道」道央圏連絡道路ついに3月延伸 超便利な無料の“札幌完全スルー環状道路”完成まであと1区間!
国土交通省 札幌開発建設部は2025年2月13日、「道央圏連絡道路」として建設中の「中樹林道路」7.3kmが3月15日(土)16時に開通すると発表しました。「札幌の圏央道」ともいえる無料の高規格道路が延伸します。
「札幌の圏央道」延伸します!
国土交通省 札幌開発建設部は2025年2月13日、「道央圏連絡道路」として建設中の「中樹林道路」7.3kmが3月15日(土)16時に開通すると発表しました。「札幌の圏央道」ともいえる無料の高規格道路が延伸します。
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道央圏連絡道路は、千歳市を起点に小樽市に至る延長約80kmの高規格道路で石狩平野に拡がる札幌近郊の都市を結ぶ半円形の環状道路として計画されています。道東道や道央道といった高速道路を結びながらも、全線無料で整備されています。
今回は、未開通となっている長沼町、南幌町、江別市で建設中の2区間21.9kmのうちの北側が開通。南幌町内の国道337号から、道央道の江別東ICまでを結びます。
未開通の「長沼南幌道路」の区間も、国道274号と337号で連絡は可能です。苫小牧港から札幌の北側の石狩新港まで、全線未整備の状態では夏期139分、冬期156分かかっていたところ、中樹林道路の開通後はそれぞれ113分(26分短縮)、124分(32分短縮)となるそうです。
沿線では企業誘致が進んでおり、なかでも最も注目されているのが、千歳市内に進出する国内半導体の新会社「ラピダス」です。2025年4月から試作ラインの稼働開始が予定されています。北海道の鈴木直道知事も、ラピダス進出の効果を全道へ波及させるうえで道央圏連絡道路は不可欠だとして、全線開通に期待を寄せています。
なお、最後の未開通部「長沼南幌道路」14.6kmについては、開通見込みが示されていませんが、すでに跨線橋や切土などの具体的な構造物が構築されてきています。
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