中央道「長大トンネル」が1車線に 長野‐愛知で長期交通規制 工事で最大18kmの渋滞を予測

中央道の土岐JCT~小牧東IC間と松川IC~中津川IC間で、交通規制や夜間IC・JCT閉鎖を伴うリニューアル工事が行われます。

多治見IC下り出口は注意

 NEXCO中日本は2025年2月18日、中央道の土岐JCT~小牧東IC間と松川IC~中津川IC間で、5月から12月にかけてリニューアル工事を行うと発表しました。各種交通規制や夜間IC・JCT閉鎖を計画しています。

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中央道の湯川高架橋(画像:NEXCO中日本)

 土岐JCT~小牧東IC間は5月7日~8月8日と8月18日~12月19日、松川IC~中津川IC間は5月12日~8月8日と9月1日~11月28日に、それぞれ昼夜連続の対面通行規制と車線規制が実施されます。

 多治見ICの下り出口は5・8・12月頃、土岐JCTの下り入口は8・12月頃にそれぞれ閉鎖が予定されています。詳細は改めて告知されます。

 期間中は、走れる車線が片側2車線から1車線に減ります。このため特に土休日や秋の行楽シーズンを中心に、上りの小牧東IC→土岐JCT間で最大10km、上りと下りの松川IC~中津川IC間で最大18kmの渋滞が予測されています。

 また、飯田山本IC~園原IC間と土岐JCT~多治見IC間は、車線は車線の幅が3.25mとなるため、車幅3.0m超過の特殊車両は通行できません。

 下り土岐JCT→小牧東IC間は、走行車線と追越車線が別々に分かれる区間があります。特に多治見ICの出口は走行車線からしか利用できなくなるため注意が必要です。期間によっては、多治見ICで出るには、手前の土岐JCT付近から走行車線を走り続ける必要があります。

 松川IC~中津川IC間には長大な恵那山トンネルがあります。工事期間中、下りは2車線のままですが、上りは1車線に規制されます。

 工事は、区間内の17本の橋でコンクリート床版を新しいものに取り替えるなどの内容が計画されています。開通から50年近くが経過しており、老朽化が進んでいるといいます。

 NEXCO中日本は工事期間中、東海環状道や一般道への迂回のほか、利用時間の変更、公共交通機関の利用の検討を呼び掛けています。なお、規制期間中に一般道へ迂回した場合は、工事区間を直通利用した場合と同額となるよう料金が調整されます(諸条件あり)。

【結構混む】規制区間と渋滞予測を見る(地図とカレンダー)

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