西武新宿線の一部駅で「窓口を終了」インターホン対応に 東京都内・埼玉県内 駅の営業体制の見直し進む

西新宿線の一部駅で営業体制が変更、「遠隔対応駅」へ移行します。

東京の駅も「インターホン対応」

 西武鉄道は2025年12月25日、新宿線などの一部駅の営業体制を変更すると発表しました。

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遠隔対応に移行する東伏見駅(乗りものニュース編集部撮影)。

 次の駅が、インターホンで駅係員が対応する「遠隔対応駅」へと移行します。

●2026年2月3日(火)から

新宿線 東伏見・西武柳沢(いずれも西東京市)・久米川(東村山市)

西武園線 西武園(東村山市)

●2026年2月5日(木) 初電車から

新宿線 入曽(狭山市)

 これら駅では係員による窓口での対応を終了します。ただし西武鉄道によると「無人化」ではないとのこと。窓口対応を専属的に担う係員は配置しないものの、異常時など必要に応じて、対象駅または近隣駅の係員が対応するということです。

 新宿線ではすでに2025年3月から、新狭山駅(狭山市)と南大塚駅(川越市)が同様の体制に移行しています。生産人口の減少などを踏まえた駅務体制の見直しの一環だとしています。

 なお、遠隔対応駅とは別に、山間部に位置する飯能~西武秩父間(池袋線・西武秩父線)の一部駅など、係員が常駐しない「巡回駅」もあるということです。

【路線図】新宿線系統の「インターホン対応になる駅」

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