北朝鮮の「巨大な自走砲」が“初撃破”された映像が公開される! ウクライナ軍の無人機部隊が闇夜で活動
ロシア軍も欲しがる自走砲が撃破される。
攻撃は夜間に実施された様子
ウクライナ国防省の公式ニュースサイトである「アーミーインフォーム」は2025年2月18日、北朝鮮の朝鮮人民軍(以下:北朝鮮軍)で使用されている170mm自走砲「コクサン」を初めて撃破したと発表しました。

「コクサン」は北朝鮮で開発された大型自走砲で、射程は通常砲弾で約40km、ロケット補助推進弾で60kmあるといわれています。かなり大型で絶大な火力を持つ自走砲として知られており、ウクライナとの戦闘に参加する北朝鮮軍のほか、ロシア軍も供与を受けていると報じられています。
同自走砲は、1978年に確認されたM1978と、1989年に確認されたM1989の、ベースの車体が異なるタイプが確認されていますが、今回撃破した車両について「アーミーインフォーム」はM1978であるとしています。
今回の攻撃は第412無人システム連隊が実施。車体はドローンによる爆弾投下で撃破されたようです。なお、「コクサン」がウクライナの戦場で撃破されるのは今回が初となるとのことです。
コメント