近鉄「最初の大ターミナル駅」が大変貌! バスターミナル増強 ここから“万博”へ直結!
近鉄祖業の地が大変貌!
近鉄の始まりのターミナル駅
近鉄グループは2025年2月25日、大阪上本町駅のバスターミナル・駅などの整備を完了させ、3月21日(金)に供用を開始すると発表しました。

大阪上本町駅は近鉄奈良線と大阪線が乗り入れるターミナル駅で、地上の頭端式ターミナルの上には近鉄上本町バスターミナルを併設しています。ここを大阪・関西万博のアクセス拠点とすべく、バスターミナルの再整備などが行われていました。
地上ホームの旧3号線ホームは、新たにバスターミナルへの通路として生まれ変わり、新通路と地上ホームとの間に新改札口「バスターミナル改札口」が設置されました。また、「シェラトン都ホテル大阪」の1階正面玄関付近にも出入口が新設されています。鉄道とバスの乗り換えなどがスムーズになるということです。
近鉄バスは、大阪・関西万博の開催期間中、ここ大阪上本町および大阪阿部野橋駅と万博会場を結ぶシャトルバスを運行します。予約は3月1日から開始するそうです。
なお、2階バスターミナルについては万博シャトルバス、伊丹空港行リムジンバス および貸切バス発着場として運用されます。関西空港リムジンバス、あべのハルカス行きバスについては、これまで通り、シェラトン都ホテル大阪1階正面玄関付近に発着するといいます。
大阪上本町駅は、上本町-奈良間を皮切りに路線を延ばしていった、いわば近鉄祖業のターミナル駅で、今も近鉄本社が隣接。大阪難波・阪神なんば線方面と直通する奈良線の列車などは地下ホームに発着するため、実質的に途中駅となっていますが、大阪線および一部の伊勢方面への特急は地上の頭端式ホームに発着し、ターミナルとしての風格を維持しています。
コメント