東武特急「スペーシアX」の“バス版”登場へ 座席は超豪華!

東武鉄道は2025年3月6日、ハイグレード貸切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」を導入すると発表しました。バス版の「スペーシアX」です。

東武スペーシアX、バスになる

 東武鉄道は2025年3月6日、ハイグレード貸切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」を導入すると発表しました。バス版の「スペーシアX」です。

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スペーシアX。外装デザインをバスにも踏襲する(画像:写真AC)。

 同車の最新特急「スペーシアX」のデザインコンセプトを受け継いだもので、座席数は18(運転席・ガイド席合わせて20)。全長約9mなので中型バスに相当します。東武グループの日光交通が運行を担当。

 座席は一つ一つ独立した「プレミアムシート」で、座面有効幅510mmという国内線ファーストクラス相当の座面幅だそう。シートピッチ(前後間隔)は1050mmを確保しています。車内には冷蔵庫も備えます。

 このバスの投入理由について東武鉄道は「日光エリアにおける上質な二次交通の充実」を図るとしています。スペーシアXから乗り換えて日光を周遊するパッケージによって、「日光エリアの観光スポットや体験コンテンツ、さらにはハイエンドな当社グループ宿泊施設等をつなぐ高付加価値な旅行パッケージの造成を可能とし、日光エリアの経済活性化やブランドイメージの向上などを目指します」と説明しています。

 18という座席数は、スペーシアXの「コックピットスイート」や「コンパートメント」などの貸切利用に対応。グループ旅行や少人数の団体利用を想定しているといいます。

 運行開始は10月。東武トップツアーズでの利用申し込みを予定しているそうです。

【超豪華!】これが「スペーシアXバス」です(写真)

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