東北新幹線が「併結運転」再開へ!車両分離「当面の対策」も発表 通常ダイヤに戻るのはいつ?
所定ダイヤに戻ります!
3月15日(土)から所定ダイヤで運転
JR東日本は2025年3月11日、走行中に連結器が外れる事象を受けて併結運転すべて取りやめている東北・山形・秋田新幹線について、対策を施した上で3月14日(金)から連結運転を再開し、3月15日(土)から所定ダイヤに戻すと発表しました。

東北新幹線では2025年3月6日11時30分頃、「はやぶさ・こまち」21号が上野~大宮間を走行中、両編成をつなぐ連結部が外れ、車両が分離して停車する事象が発生しています。
2024年9月にも同様の事象が発生しており、JR東日本は「原因が判明し、必要な対策が完了するまでの間、併結運転を全て取りやめる」と発表。これに伴い山形新幹線は福島-新庄間、秋田新幹線は盛岡―秋田間で折り返し運転となっています。
JR東日本は当面の対策として、併結走行中に電気的な異常が発生した場合でも、連結器の分割動作が行われないように、機械的に動作機器を固定する器具を福島駅と盛岡駅での併結作業時に取り付けるとしています。
対象は併結運転を行うE2系、E3系、E5系、E6系、E8系の全95編成。また、JR北海道に所属するH5系3編成にも同様の対策を実施するとしています。
恒久対策として、連結器を分割させる回路が走行中に動作しない仕組みへの見直しも進める方針です。
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