「東京と埼玉を結ぶ“新しい橋”」が15日開通 関越道の真横!どんな道? 「練馬IC渋滞を避けたい人」は注意!?
東京都と埼玉県の境に、新たな橋が2025年3月15日(土)正午に開通します。これにより既存の橋のルートが閉鎖され、動線が大きく変化します。
関越道の側道ができた!? いやちょっとだけ…
東京都と埼玉県の境に、新たな橋が2025年3月15日(土)正午に開通します。

開通するのは、東京都清瀬市と埼玉県所沢市を隔てる柳瀬川に架かる「清柳橋」です。これまで橋がなかった関越道の上り線の真横に、側道のような形で開通します。
この橋は、従来の清柳橋の架け替えです。従来の橋は下流へ200m強の所にありますが、新しい橋の開通で旧ルートの橋は閉鎖、撤去されます。
このルート変更により、関越道の利用者、とりわけ「練馬ICの渋滞を避けて、所沢ICで下りる」人は注意が必要かもしれません。
所沢ICを下りて所沢方面へ向かうとすぐ、ICのランプに沿って河岸段丘を下っていく道があります。従来の清柳橋はその道に直結していましたが、ルート変更により橋へのアプローチポイントが大きく変わり、右折・左折が追加で必要になります。
所沢ICからの清柳橋のルートは、細い道ながら、10km以上にわたって下りるICがない所沢IC―練馬IC間に立地する清瀬市、東久留米市、新座市、西東京市などの人にとっては「ないと困る道」(西東京市民)だそう。国道254号(川越街道)の渋滞を避ける道としても使われることがあります。
さらに、2018年には清柳橋の近くに大型商業施設「くみまちモールにいざ」が開業したことで、そこへ行き来するルートの一つにもなりました。
所沢市はこの架け替えについて「東川との合流点前後区間における清柳橋が河川整備の妨げとなっている」として、2016年8月の台風9号で柳瀬川上流部において浸水被害が発生して以降、浸水被害の軽減を図るため架け替えと接続する市道の整備を進めてきた、と説明しています。
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