脱走対策は万全に!「ペットはストレスに弱いから」乗りもの苦手なわんにゃん 引越し成功のコツ教えます

春は引越しのシーズンです。ペットと一緒に移動することも多いでしょうが、長時間、乗りものに揺られるのは相当のストレスを与えることに繋がります。どうすれば軽減できるのでしょうか。

「大丈夫だろう」ではなく「かもしれない」で動いて

 こうして、事前準備を終わらせたら、次は引越し当日です。

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キャリーケースに入れられて車に乗せられた犬(画像:写真AC)。

2、引越し当日

 引越し会社が来る少し前までにはキャリーケースに入ってもらいましょう。万が一の排泄を考慮して、キャリーケースにはペットシーツを敷いておきます。なお、夏は保冷剤を、冬はカイロを入れると良いでしょう。

 猫は洗濯ネットに入れて、犬はリードを着けて、キャリーケースに入ってもらいます。猫はさらにキャリーケースごと大きな布で包むことで”自分は隠れていて安全”と感じるのでお勧めです。ただ、このとき通気ルートは確保するように気を付けましょう。

 また、いざ移動をはじめたら、こまめに休憩をとるように心がけてください。猫の場合、休憩が必要というより時々、声掛けしながらの体調チェックが重要と考えます。犬の場合は様子を見ながら休憩を取ると良いでしょう。

 自家用車などで移動するのなら、ドアを開けるタイミングは高速道路のSAでしょうか。場所によってはドッグランを併設しているSAもあるので利用し、人のいない静かな場所に出て気分転換をするのも良いです。

 また、そういった利用に限らず、クルマに戻ったらドアを開ける前に必ずキャリーケースの中を確認してください。猫または犬が外に出てしまっているかもしれません。するとドアを開けた瞬間、特に猫は一瞬で外に出てパニック状態。猫は自分のクルマを把握していないので「戻る」ことはせず、どんどん身を隠す行動をします。飼い主といえども近付くと逃げられる可能性が高いため、なかなか捕まえられないことがほとんどです。引越し中に猫が脱走したというハナシはたまに聞くので、「大丈夫だろう」ではなく「かもしれない」の考えで様々なリスクをイメージすることが大切です。

【カワイイ!】キャリーケースからちょこんと顔出す猫たち(画像)

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