山陰初の「二刀流座席」搭載! “どっかで見たことある顔”な地方私鉄の最新電車 一畑8000系 じつは“新快速の遺伝子”を持つ!?

「ばたでん」の愛称で親しまれている島根の私鉄「一畑電車」で新型車両8000系デハ8000形がついにデビュー。映画『RAILWAYS』第一作で主役を張った先輩格のデハニ50形をリスペクトしたという、山陰最新鋭の電車とはどのようなものでしょうか。

令和に蘇ったあの古豪「デハ二50形」の面影も

 島根県の宍道湖北岸、松江しんじ湖温泉から出雲大社前・電鉄出雲市を結ぶ「ばたでん」こと一畑電車で2025年3月9日、新型車両8000系デハ8000形がデビューしました。「山陰地方初」導入だらけの最新装置を搭載しつつ、なんとなく別の地域で走っている電車に顔が似ている新型車両、どのようなものでしょうか。

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一畑電車の新型8000系。北松江線松江フォーゲルパーク-高ノ宮(坪内政美撮影)

 8000系は、2016(平成28)年から2年にわたり導入された7000系4両に続く新造の電車で、今回デビューした8001号に続き、2027度にかけて2両ずつ導入。最終的には5両の導入が予定されています。

 3月9日、小春日和の中、デビュー前の出発式が行われる松江しんじ湖温泉駅に姿を現した新鋭8000系は、島根県知事ら関係者・報道関係者が待つホームに颯爽と入線しました。艶消し塗装を施した黒いフロントマスクに、ステンレス無塗装の側面まで続くオレンジのラインを配した車体。置き換えが予定されている5000系(元京王5000系)車両と並ぶ演出も披露されました。

「今年は大阪万博が開催されることもあり、国内外のより多くの観光客と、日頃使っていただいている地元のお客様に満足していただけるよう、二刀流座席“デュアルシート”をメーカーと検討しながら初採用しました」(足達明彦社長)

 また、長年培ってきた“一畑クオリティー”も踏襲しているとか。座席の色遣いや天井の木目調、木のつり革は、古豪デハニ50形の座席色・木造の車内の雰囲気を再現しているといいます。

 デハニ50形は1928(昭和3)年に製造され、2009(平成21)年に現役を引退したのち、同年の映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で一畑電車の存在を印象付けた車両です。その後は出雲大社前駅で静態展示されているほか、雲州平田駅での体験運転などで使われています。

【え、手動!?】これが山陰初「二刀流座席」搭載電車の全てだ!(写真40枚)

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コメント

1件のコメント

  1. 小春日和は秋に使われる言葉で、春先に使うのは誤用です。

    記事を作成するライターなら、当然知っているとばかり…

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