「ニンジャ・ブレード」がシャキーンと展開!「爆発しないミサイル」ついに存在が公に

ミサイルといえば、着弾して爆発しその破片などで周辺を加害する兵器というのが一般的ですが、アメリカ空軍のR9Xは弾頭(爆薬)の代わりにブレード(刃)を備えるといいます。そのような特殊なミサイルが遂に実戦投入されました。

時代はミサイルで「暗殺」

 2025年3月1日付の軍事専門メディア「The War Zone」によると、アメリカ軍は対テロ作戦に使用される特殊兵器AGM-114R9X、通称「ニンジャ・ブレード」の運用映像を、初めて公開したようです。

Large 20250326 01
AGM-114 R9X「ヘルファイア」。その形状や暗殺という目的に特化していることから「シュリケン」など忍者にまつわるニックネームで呼ばれる(作画:小野さゆり)。

 本映像には、アルカイダ系テロ組織の幹部が乗車中の自動車を標的とした攻撃の瞬間が収められており、爆発を伴わない精密な殺傷能力を持つR9Xが、目標を正確に排除する様子が確認できます。この発表により、従来は都市伝説のように語られてきた「刃を持つミサイル」の実態が、ついに明らかとなりました。

 R9Xは、米軍が長年運用してきたAGM-114「ヘルファイア」ミサイルを改良した特殊兵器です。その最大の特徴は、従来のミサイルのように炸薬を搭載せず、爆発による破壊を伴わない点にあります。

 一般的な「ヘルファイア」は高性能炸薬を用いた強力な破壊力を誇りますが、R9Xは爆薬の代わりに6枚の鋭利な刃を搭載し、目標に直撃する直前に刃を展開することで、標的を正確に切断します。この特異な構造により、「ニンジャ・ブレード」「シュリケン」「クナイ」などの非公式な異名を持つに至りました。

 この技術は一見、過剰な殺傷能力を追求したもののように思えます。しかし、実際には、従来の爆発型ミサイルと比較して「人道的」ともいえる側面を有しているようです。

 通常のミサイルは、炸裂すると大量の破片を高速でばらまくことで広い範囲を攻撃しますが、R9Xは爆発を伴わないため、周囲への被害を極限まで抑えることが可能です。この特性により、人口密集地に潜む目標に対してピンポイントで攻撃を加えることができ、民間人や無関係の市民などの巻き添え被害を限りなくゼロに近づけることが可能です。

 対テロ戦争においては、標的が都市部や民間施設の近隣に潜伏しているケースが多く、従来型のミサイルでは標的の排除と同時に多数の民間人犠牲者を生むリスクが高まります。この問題に対処するため、アメリカ軍はR9Xを極秘裏に開発し、非戦闘員への被害を最小限に抑えつつ、目標だけを正確に排除する能力を獲得しました。

【画像】日本も保有! 自衛隊ヘリから「ヘルファイア」発射の瞬間

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. イラン海軍の潜水艦が「撃破される瞬間」捉えた映像が公開 3隻の無人ボートが基地を急襲 “米軍史上初”の攻撃
  2. ロシア軍の攻撃ヘリが「飛行中に急襲される瞬間」捉えた映像が公開 背後から「刺客」が忍び寄る
  3. フェリーが「浮上した海自の潜水艦」を発見!日本一深い湾の「レアな光景」捉えたショットが公開
  4. 「最新鋭旅客機」が駐機中に突如“崩れ落ちる”! 前脚が折れ機首が激突…「衝撃の瞬間」なぜ発生? 背景が明らかに
  5. 惨劇なぜ? 旅客機の客室窓が“上空で木っ端みじん” 「乗客の体が吸い出された」戦慄の様子が公開される
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号