リニア開業後は「品川まで10分」でも10年後!? 神奈川県の新駅周辺“今からスゴイ街に”する取り組みとは

リニア中央新幹線の新駅を建設する巨大工事が進む橋本駅。ここにJR東海が建設したイノベーション創出促進の拠点「ファンタステックラボ」が1周年を迎え、イベントが開催されました。

残土を積み上げた「リニアひろば」内を自動運転車両が走る

3月22日(土)には、JR東海と大成建設、相模原市の3者が「ファンタステックラボ」における共同開発として、道路用建材として用いる新たな環境配慮コンクリートを開発したことを現地で発表しました。

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JR東海が橋本に建設したイノベーション創出促進の拠点「ファンタステックラボ」(乗りものニュース編集部撮影)

 リニア中央新幹線は2027年の開業を目指していましたが、大井川流量減少などの懸念から静岡県が南アルプストンネルの着工を認めなかったことなどから、早くても2034年以降の開業となる見込みです。そのため、交通結節点である橋本駅の駅前が、約10年間も活用されない状態が続くことになり、早くから県・市・JR東海の3者で地域連携の取り組みが模索されてきました。

 2024年11月には「さがみはらリニアフェスタ」が工事現場で開かれ、ミュージシャンの河村隆一さんが「地下神殿」で歌声を披露するなど、「リニアの開業前から行きたくなる駅」を目指した取り組みも続いています。

 今回の「ファンタステックラボ」の1周年を記念したイベントでは、工事現場内の残土を積み上げた「リニアひろば」も開放されました。

 ここで、自動運転車両「ミニシャトル」や、キャンピングカー「ヴィラトール」、マウンテンバイクなどの試乗体験、子供向けのドローン操縦体験などが行われました。残土を積み上げた「リニアひろば」内を、未来的な自動運転車両が走り回る珍しい光景を見ることができ、リニアより一足早く「未来の乗りもの」が橋本駅に集結した形となりました。

【画像】これが橋本駅「リニアの工事現場」に集結した「未来の乗り物」です

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