伊丹空港の鋼鉄のルール「門限21時」に新展開! どう変わる? これまでは「門限オーバーで目的地変更」も

どう変わるのかね…。

夜間騒音抑制料を設定

 伊丹空港などを運営する関西エアポートが、伊丹空港の運用時間(21時)を超過して離着陸する便(遅延便)に関する新たな対策を、2025年4月1日より導入します。

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伊丹空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 この対策は、これまで航空会社の責に拠らないやむを得ない事由により臨時的に運用時間を延長し離着陸を認めていた遅延便に対し、通常の着陸料の2倍に相当する金額を、「夜間騒音抑制料」とは別に設定し、運航航空会社より徴収するもの。対象は出発便、到着便両方です。

 なお同社によると、徴収した料金は「空港周辺地域の生活環境の改善等に活用してまいります」とのこと。

 伊丹空港は市街地に近いことなどから、午前7時から21時までの運用時間が取り決められています。過去にはこの運用時間内に間に合わなかったために、目的地変更や出発がキャンセルになった事例も発生しています。

【写真】機体近っ! これが伊丹空港近辺の「航空機撮影の聖地」です

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