「新・広島空港の汎用ラウンジ」がマジで良すぎる件…国内屈指の珍設備&「え…ホントに汎用?」なコスパ良サービス
広島空港に2024年12月に誕生した新たな空港ラウンジは国内の空港では珍しい屋外エリアが設置されているなど、ユニークな設備などが特徴です。どのような施設なのでしょうか。同空港を運営する広島国際空港協力のもと、取材してきました。
「屋外エリア」だけじゃない!
広島空港に2024年12月に誕生した新たな空港ラウンジ「Hiroshima Airport Lounge 『YAMANAMI VILLA』は、国内の空港では珍しい屋外エリアが設置されているなど、ユニークな設備などが特徴です。どのような施設なのでしょうか。同空港を運営する広島国際空港協力のもと、取材してきました。

「YAMANAMI VILLA」は旧ラウンジ「ビジネスラウンジもみじ」を移転する形で誕生したラウンジです。旧ラウンジとは異なり、保安検査通過後のエリアに設置することで、以前より搭乗時刻ギリギリまでラウンジでくつろげるようになりました。ラウンジ利用料は1人あたり1760円ですが、対象カードの一定ステータス以上を保有していれば、無料で使うことができます。
席数は、旧ラウンジの収容人数ベースでは3倍以上となる屋内88席、屋外78名分のスペースを持ちます。屋内エリアはワークブースやマッサージ機を整備したプライベート空間や、パーソナルエリアを確保したカウンター、机・椅子エリア、複数人でも利用できるフレキシブルな座席エリアなどを備えます。
目玉である屋外エリアには日よけを配置し、快適性を高めたソファエリアと眺望を楽しめるベンチエリアで構成されています。展望デッキからは見づらい駐機場にいる旅客機をワイヤー越しで見られる(展望デッキはもしくはフェンス・ガラス越し)ため、撮影スポットとしても重宝しそうです。
こうした、航空会社のステータス保持者でなくとも入れる、いわゆる汎用ラウンジは、航空会社系のものと比べるとアルコールメニューが少ないことが一般的ですが、「YAMANAMI VILLA」は航空会社系ラウンジに匹敵、とまでいかなくとも顔負けのアルコールメニューがラインナップされていることも特徴です。生ビールやご当地ワインなどを楽しめるほか、日本酒の無料試飲も可能です。なおソフトドリンク類は無料で飲めることに加え、飲食サービスとして生ビール1杯、グラスワイン1杯、お菓子1個のいずれかを入場特典として、無料で提供しています。
「匹敵、とまでいかなくとも顔負けの」という表現には、強い違和感を感じました。
「顔負け」は、「同等かそれ以上」という意味です。
つまり匹敵以上に優れていることを意味します。
ですので、「匹敵、というよりもむしろ顔負けの」と言った言い方が適しているように感じます。