世界初の「新燃料船」実証が完了! “燃やしてもCO2出ない”でも“毒性は強い”どう克服? アンモニア燃料船

日本郵船が世界初となる商用「アンモニア燃料船」の実証航海を終えました。今回は小さなタグボートですが、近く大型船も実現します。燃やしてもCO2が出ないアンモニア、人体への“毒性が強い”というデメリットはどう克服したのでしょうか。

もっとデカいのが来る!

 アンモニア燃料の補給は横浜市港湾局の協力を得て、横浜港本牧ふ頭でタンクローリーからフレキシブルホースを通じて船舶へ燃料を供給する「トラック・ツー・シップ(Truck to Ship)方式」で行っています。「魁」は今後も郵船グループの新日本海洋社が運航するタグボートとして、東京湾で曳船業務に従事しつつ、アンモニア燃料船の開発や運航に向けた知見を蓄積していきます。

 日本郵船はさらに、全長180mとなる4万立方メートル型アンモニア燃料アンモニア輸送船(AFMGC)を、ジャパンエンジンコーポレーション、IHI原動機、日本シップヤード(NSY)、日本海事協会と共同で開発を進めています。同船もGI基金事業の一環で、2026年11月の竣工を予定しています。

【写真】煙突がスゴイ…「世界初の新燃料船」

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1988年生まれ。大学卒業後、防衛専門紙を経て日本海事新聞社の記者として造船所や舶用メーカー、防衛関連の取材を担当。現在はフリーランスの記者として活動中。

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