人類を再び月に向かわせるミッションの「エンブレム」決まる 「アルテミス」を略したデザイン どんな意味?

4人の宇宙飛行士が付けるエンブレムが決定。

2026年4月に打ち上げ予定

 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2025年4月3日、アルテミス計画で月に向かう4人の宇宙飛行士のためのミッションエンブレムを公開しました。

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「Artemis II(アルテミスII)」のエンジンブースター部分(画像:NASA)

 このエンブレムは、遠い目的地と帰還する故郷の両方を象徴しているとのことで、4月2日には、レイド・ワイズマン、ビクター・グローバー、クリスティーナ・コック、ジェレミー・ハンセンという搭乗予定の4人がワッペンとともに記念撮影を行いました。

 4人の乗る「Artemis II(アルテミスII)」は2026年4月に打ち上げ予定です。月には着陸しませんが、有人での月周回ミッションを実施します。この周回で得たデータは、月面での長期滞在、そして将来の火星への長期ミッションに活用されます。

 ワッペンは、「Artemis II」を略して「AII(オール)」とデザインしており、同計画に関わるすべての人のための飛行、また、すべての人による発見の試みを意味しているそうです。

【写真】確かに「ALL」に見える! これが、アルテミスIIのエンブレムです

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