「飛行機のケツからミサイル出た!しかも発射後変型してるぞ!?」驚きの一部始終が公開 米空軍「AC-130」で実施
大規模な発射装置などは不要!
尾部からブリュ! そのままミサイルは飛んでいく
レイドスは2025年3月31日、アメリカ空軍のAC-130が小型巡航ミサイルの発射に成功したと発表しました。

巡航ミサイル「ブラックアロー」は、胴体尾部の簡易的なランプ発射管 (RLT)から投下され、その後翼が展開、エンジンに点火して目標まで飛翔しました。
アメリカ国防総省では将来の紛争を想定し、即時の大量生産が可能な低コスト兵器を求めており、今回のミサイル実験もその一環となります。
テストでは、航空機との互換性、システム性能、ウェイポイントアップリンク、誘導精度、海軍水上戦闘センター戦闘管理システム(BMS)との統合が実証されたとのことです。実証実験はアメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)と共同で実施され、2025年中まで評価実験を行うようです。
なお今回は個別の発射管からの発射でしたが、カゴに入れた複数のミサイルを投下して使用する方法も可能なようです。アメリカ空軍特殊作戦コマンド(AFSOC)での運用が想定されています。
AC-130は、C-130をベースとして機内に40mm機関砲や105mm榴弾砲を装備する地上支援機で、「ガンシップ」の通称でも知られています。
この巡航ミサイルが搭載されればこれまでよりもはるかに長距離から地上支援が可能になります。また、「ブラックアロー」巡航ミサイルに関しては、通常のC-130からの投下も可能なようです。
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